急性前骨髄球性白血病再発までの経緯


こんにちは。

2年前発症した急性前骨髄球性白血病が再発してしまいました。
その経緯について書きます。


初発ではどういう状況、治療法だったか

まず初発で白血病診断された時

・白血球が基準の半分以下
・フィブリノゲンが基準の半分以下
・血小板が基準値の4分の1
・血がかなり止まりにくい(採血後30分くらい止まらない)
・DIC症状発症

こんな状態で治療に入りました。

予後因子は
低リスク(白血球≦10,000/μL,血小板>40,000/μL)
中リスク(白血球≦10,000/μL,血小板≦40,000/μL)
高リスク(白血球>10,000/μL)
日本血液学会より参照

これに当てはめると低リスク群です。

– 治療 –
・寛解導入 ベサノイド(ATRA)+イダマイシン+キロサイド
・地固め1 ノバントロン+キロサイド
・地固め2 ダウノマイシン+キロサイド
・地固め3 イダマイシン+キロサイド
 
– 退院後 –
・維持療法2年 ベサノイド (ATRA)
・2~3か月に1度RQ-PCR法のPML-RARA追跡(血液検査)
・半年に1回程度骨髄穿刺

維持療法最後のベサノイドが終わる時に再発がわかりました。

再発の決め手となったもの

FISH法(血液から遺伝子レベルで発症を調べる方法)の結果キメラ遺伝子(PML-RARA)が陽性になった事です。

急性前骨髄球性白血病は他の白血病とは異なり、キメラ遺伝子(PML-RARA)がほぼ98%検出される為、陽性になった時点で再発という認識になります。
検出された時点で治療に入るのが推奨されています。

気づくのが遅れると再発時に行う治療がうまくいかない可能性が上がります。

勘違いしていたこと

維持療法中、血液検査の結果を見て数値が下がっていないから再発していないという認識でしたが、遺伝子レベルで発症している可能性があります。

現に私がそうだったからです。
血液検査をしても数値上おかしな所はありませんでしたが、陽性反応でした。

発症する流れとしては、
1、PML-RARAの出現(遺伝子レベル)
2、血液中に出現(血液レベル)
3、数値に反映される
こんな流れです。

早く見つけられれば再発治療の予後が良くなります。

初発の時にはすべてが順調で退院後何も問題なく、
医師からもほとんどの人は再発しないし、初発が順調だったから大丈夫かなと言われていたのにも関わらず、再発してしまいました。
相当運が悪いのでしょう。残念で仕方ありません。

現在は再発治療に向けて事前の検査中です。
治療の流れがわかり次第更新します。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)